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ヒメアノ〜ル雑感想

メモ帳を漁っていたらヒメアノ〜ルの感想を発掘。思いっきりネタバレです。

 

20160604

ヒメアノ〜ルネタバレ雑感想
私は森田正一を幸せにしたい。

 

完全に個人の感想であり別の方の意見を否定したりするつもりはありませんということを念頭に置いてお読みください。

 

先日ヒメアノ〜ルを鑑賞した。
森田正一はなりたくなかったのになってしまった可哀想なモンスターだという印象を受けた。

 

しかし森田正一は非常に気持ち悪かった。
「なんで岡田くんあんな人と仲良くしてるの?いっつもきてて気持ち悪いよ」
「こないだ話した時あのカフェ行ったのはじめてって言ってなかった?」
「え?」
「いやいつもって今…」
「言ってないよ」
ここのシーンで背筋がゾクゾクした。

 

剛くんはインタビューで、いじめのシーンを演じた際に森田の行動が腑に落ちたと語っていた。
私自身もいじめのシーンを見たときに、彼の闇に、絶望に納得がいった。
岡田に対し「あーいたっけ、あのとき」と言っていたが、彼はもう自慰の時点で周りを見ていなかったのではないかと考える。
彼に味方はいなかった。だからあの場にいた人全員、同じ1つのまとまりとして見ていたのではなかろうか。
和草は味方ではなく共同体である。

 

またいつでも遊びにきてね、の笑顔を見たときに本当に胸が締め付けられる思いだった。

 

森田正一二重人格説があるが、私は違うと思う。
恐らく彼にはスイッチがあって、どちらも本来の森田正一である。でなければネットカフェ?でのシーンは何だったのか。彼は心に絶望と同時に葛藤を抱えている。どちらも自分だと理解して、
殺したのにすっきりしない。確かに河島を殺した瞬間は晴れ晴れとした気持ちであったろう。だが後々声がリピートしている。深層心理として彼は絶望以外の感情を抱えている。
殺しても殺しても彼は苦しみ続けるのだ。

 

あと足細すぎ。窓から飛び出した後岡田を引きずって歩くシーンでびっくりした。鹿だよ。

 

思考回路が森田正一に寄ってしまっている気がするので、もし2回目の鑑賞があればその際は河島殺害のシーンで胸がすくような思いをしそうで恐ろしい。

 

なんとも雑な感想になってしまった。詰められたらもっとしっかり文章化したい。矛盾点など見つけた方がいたら是非指摘していただきたい。

 

ヒメアノ〜ル、総観としては非常にうまくまとまっていたとても良い作品だと思う。作中の物理的などうして?なんで?が全て解決されていた。しかし心情的な疑問点は視聴者に委ねられており、見たあとに作品に対しての不満的なもやもやが残らず、感情的な余韻に浸ることができる。
すごくいいものを見た、と思った。
人におすすめできないといった声をよく聞くが、わたしは是非ともおすすめしたい。
ヒメアノ〜ルはいいぞ。